生まれも育ちも王国東端ロイヤー領の田舎貴族の娘、リリアーヌ・ロイヤー子爵家令嬢の物語。
リリアーヌは、絶世の美女なお母様とその口から発せられる至言の数々を生きる目標としながら、なんとか楽して世の中を渡りたいと奮闘する脇役精神あふれるご令嬢
。
そんなリリアーヌに振り回されながらも彼女を愛してやまない家族と(一部)領民たち。
安定した老後のために念願の商売を始めたのに、リリアーヌの知らないところで進んでいた陰謀(リリアーヌ目線)で急遽王立学園に通うことが決まってしまう。
学園では美少女なリリアーヌを狙う意地悪なイケメンたちに囲まれて、四苦八苦することもしばしば(あくまでリリアーヌの個人的な感想です)。
そんな疲れたリリアーヌを癒やしてくれるのは、人生で初めてのお友だちたちとの素敵なスクールライフの数々。
これは、お友だちとの交友を楽しみつつ、いかに早く学園を卒業してお店に戻るかを賭けた、リリアーヌの王立学園卒業RTA物語です。
※RTA=リアルタイムアタック。ゲームなどでクリアまでの最短時間を競う競技の一形態。
※恋愛成分はきっと極薄です。
※百合成分もたぶん意識して書けません。
※ざまぁは物語のはるか先にある予定です。
※意識してガバ設定にしてるのでお気楽に読んで貰えるとありがたいです。
※あらすじは嘘は言ってません。
※リリアーヌは乙女ゲームのヒロインです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 23:17:34
27240文字
会話率:19%
悪役令嬢に転生したはずの主人公のルイゼ。
彼女が前世の記憶を思い出したのは、4歳の時だった。
それから、破滅フラグを折るために努力を重ねてきた。
王立学園に入学した際に、ヒロイン(本来の主人公)と出会う。
が、最初は女性だと思っていたのに実
は男性だったとわかり……?!
ルイゼに迫るヒロイン。タジタジに彼女はなるが?
※カクヨムさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 14:03:35
32758文字
会話率:59%
自分が転生者であるとある日に気づいたクリスティーナ。
しかも生まれ変わった世界が元の世界でプレイしていた乙女ゲームの「ホワイティ皇国物語〜優雅なる貴公子達〜」に酷似している事にも気づいた。
そして自分が婚約者で攻略対象でもあるオースティンの
ルートでは悪役令嬢として主人公に立ち塞がる。
それは絶対に嫌だと思ったクリスティーナ。
早速、通っていた王立学園にてオースティンと主人公との密会現場に出くわす。
婚約解消を決意したクリスティーナだった……。
(二番どころか三番煎じ?くらいの悪役令嬢ものですが。読んで頂けると嬉しいです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 13:01:49
35415文字
会話率:53%
私、ロザリンド・ロードリックは、ある日この世界が、男女主人公選択式SRPG「エターナル・リンクス」の世界であることに気づく。
そして私は個別グラフィックもなく、立ち絵はぼやけ、表情差分もない、作画コストの超低いモブ公爵令嬢――だった。
そして血の繋がらない兄は、闇落ちしてラスボス化する超絶美形クリストファー・ロードリックだった。
義兄はこのままだとラスボスになってしまい、私も雑に殺されてしまう。けれど、私は知っている。女主人公との個別ルートに入れば、別のラスボスが湧いてくることを。モブ公爵令嬢も死なずに済むことを!
ならば私は女主人公と親友になって、クリストファールートに突入させましょう!
そのためにもまずはスキルを鍛えて、稼ぎフリーマップでレベル上げして、スキルを進化させて――って、もうゲームスタートの王立学園入学時期?
ああ、急いで兄に言わないと。「お兄様、私との婚約を解消してください」って。義兄が公爵の後妻(私の母)から虐待されないように、子どものときに私が無理やり言って婚約したのよね。
でも、もうそんな屈辱とはおさらばですわ、お兄様。
――って、どうしてそんなに怒っているのですか、お兄様?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 19:15:08
136680文字
会話率:30%
事故で死んでしまった高坂愛斗。
全知と全壊の力を手に入れて異世界へ。
そして、楽しく異世界を過ごすため王立学園に入学。
そんな愛斗が次々と世界の強者たちと出会っていき異世界でスローライフをおくる、平和な物語。
最終更新:2024-01-14 01:04:09
90909文字
会話率:40%
私はどうやら、乙女ゲーム『マジで本気に恋してる~王立学園メモリアル~』こと『マジ恋(メモリアル)』のヒロイン、『キルティー・スターライト』に転生したらしい。
いやっ、私、恋とかしたくないんですけどぉ?!
嫌だよだってあんなイチャコラハーレ
ム世界のど真ん中なんて!私生粋の陰キャだよ?!
そう思って色々と画策するのに........
ああ、もう、誰か私を転生前の世界に戻して!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 15:37:51
35220文字
会話率:37%
ひっそり生きたいと望むエリザベス・テレゼア公爵令嬢は、地味に目立たず生きてきた。
毎度毎度、必ず頭に飛んでくるものを最後に何度も生を繰り返すヘンテコな人生。回避、回避で今生は絶対長生きしてやると日々努力中。
王立学園に入らないためにも魔力が
そこそこあることを隠し、目立たず十五歳を過ぎることを目指していた矢先……。
ひっそりと言い聞かせてきた日々の中に、すでにキラキラ危険分子が混じっていたなんて悲しすぎて悲しすぎて認めたくない。
――ああ、詰んだ。
何、イベント目白押しって。国って何? そんなの回避に決まってる。私はひっそり、こっそり生きたいの!
※過去作を大幅に改稿したものになります。
第一部は毎日更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 19:04:00
147096文字
会話率:33%
人気家庭教師の仕事・婚約者の浮気・実は本命側だったという浮気相手への示談金と化した貯蓄・元婚約者名義の同棲宅・実家。僅か一週間にして全てを失った主人公は、彷徨う街で住人募集のポスターを貼る親友に鉢合わせ彼女が管理するシェアハウスへ転がり込
む。大家であり同居人でもある親友の勧めで大人気乙女ゲームへ二人揃ってのめり込み、遂には合同で同人誌を製作するまでに至った。
ところが、ようやく迎えた脱稿祝いの帰り道で急に倒れた親友がそのまま植物人間になってしまう。恩人である親友の回復をよすがに働き続けた末、主人公は過労で倒れ意識を失った。
目覚めた主人公は洋館のベッドに寝かされていた。高熱が引いたばかりの頭に蘇る別の人格は、最推し攻略キャラの女秘書「プラリネ」の公式設定そのもの。伯爵令嬢プラリネはこの先の攻略ルート次第で立場が変わってしまう。親友は過去も今もあの子ただ一人、恋愛はもうこりごり、推しに仕え続けられるとはいえ腑に落ちない逆ハーレムエンドはまっぴら御免。いっそストーリーの知識に囚われず、理不尽な悪女扱いで追放されぬよう気をつけつつ最推しとヒロインのキューピッドになろうと決意。
そんな断固たる決意を胸に王立学園へ入学したプラリネだが、いざ邂逅した男爵令嬢ヒロインはプラリネに対し最低限の礼儀で接する程度の塩対応。天真爛漫である筈のヒロインは公式設定とは異なり至って常識人だった。そのくせ陰では最推しとプラリネが絡む情報に瞳を輝かせながらメモをとっており、その姿は前世最大の心残りであった無二の親友そのものではないか。
ヒロインと最推しのシンデレラストーリーを願うライバル伯爵令嬢、ライバル伯爵令嬢と最推しの主従夫婦エンドこそ生き甲斐と意気込むヒロイン。W異世界憑依を果たしたズッ友女子二人の当て馬ポジション争奪戦、行方は如何に……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 00:02:38
103374文字
会話率:46%
物語の舞台は自然豊かなリンレッド王国。そこに住むミルティア・リリアージュは16歳の男爵令嬢で、この春から王立学園5年生になる才女であった。
教師となるべく勉強に励む彼女に突然舞い降りた依頼は、王太子であるショコライル・リンレッドの家庭教師だ
った!
王太子であるのに彼のあだ名は「サボり魔王子」
幼い頃は勉学に励む非常に秀才だったのに、突然家庭教師から逃げ続け、勉強を放棄する王子となってしまい、国民の不安材料となっていた。
国王陛下たっての個人的な依頼を断ることもできず、渋々引き受けることにしたミルティア。4年振りに再会したショコライルは当時と変わらず、噂話とかけ離れた青年へと成長していた。
やがて彼のサボり魔としての真実、彼の人柄、優しさ、様々なことを知ることができ、淡い気持ちを持ち始めたミルティア。
ショコライルも初恋のミルティアのために、様々な行動をお越し、この再会を逃さないよう奮起する。
やがて2人の周りでは不穏な動きが…。2人はその渦中に巻き込まれることになる。
リンレッド王国の危機を救うのは、ミルティアが見る不思議な夢?
身分差の恋に悩む少女と初恋拗らせまくりの王子が織りなす物語。
溺愛&糖度高めを目指して執筆します。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 11:00:00
640923文字
会話率:55%
引きこもりニートの上“人が怖い”恐怖症だった僕は、ライトノベルを読むことをよすがに生きていた。
けれどある日目が覚めると、見覚えのない場所で?
公爵家当主の兄(跡目争いを期に兄弟仲は険悪、妻は庶民)の子で両親と死別後、引き取られた公爵家で
引きこもってる?
公爵家長男の義兄とは初対面の挨拶以来、言葉を交わしたこともない?
そんなベリーハードな家庭環境な上、この世界には魔獣の被害やら、貴族の王立学園への入学義務やら、世界の均衡を崩すような事態も起こっているようで──それなんてライトノベルの世界……?
でもどうせ全部夢なら、今までできなかったことをしたい。
部屋の外に出たり。もしできるのなら、誰かの笑顔が見られるようなをできれば、いいな。
よくあるライトノベルのような異世界に憑依? はたまた転生? してしまった弟のお話。
怖がりで弱い弟への 愛され・溺愛・ブロマンス・片想いなど、無自覚に周りから好かれていくお話です。
(BL要素とまでいかず、男女の恋人関係まで進みません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 20:36:00
1049文字
会話率:0%
優秀な騎士や魔術師を輩出するバルックス王立学園の1年生ロードはクラスメートからの苛烈な虐めを受けていた。1学期の学期末。ロードは暴行を加えられた後に校舎から投げ捨てられて強く頭を打ち付ける。そうして死に掛けた中で前世の記憶を取り戻し、日本か
らの転生者である事を思い出した。フルダイブ型VRMMO【GOD PLANET ONLINE】のプレイ中に手違いで死んだロードは神によってゲームのシステムそのままにGPDの元となった世界へと転生していた。これは世界で唯一GPDのシステムを利用出来るロードが趣味だった【オークション】で最強へと成り上る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 10:33:47
20304文字
会話率:22%
王立学園の卒業パーティーで行われた断罪劇。
毅然とした態度で婚約破棄を受け入れ会場を去った令嬢達。
無かったことにしようとした国の頭脳達。
いや、令嬢達、逃げましたけど?
っていうプロローグ。
なんか始まりそうで始まらない。
※トランプタワーメンタルのため基本スルーでお願いします。
ただ憧れていた投稿をしてみたいだけの基本読み専です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 23:00:00
8043文字
会話率:6%
初投稿です。もし良かったら読んでみてください。
(ただモブとモップをかけたかっただけです。)
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俺は鈴木彰、31歳だ。
清掃員、として働いてい
る。
給料は低めだが生活は苦しくない。元々物欲はないし、"モップ清掃員"だからな。
モップ清掃員ってのは俺の会社だけの制度で、モップ、窓拭き、掃除機など、いくつかの清掃作業の中から優れた技術を持つ人が選ばれる。
それ以外は俺は平凡なアラサー男だ。いや、だった。
今の俺はアキトザーラ、5歳だ。なんだその名前って?知らん。俺も変な名前だと思っている。
ここはこの世界の王立学園が舞台の乙女ゲーム、「どきどき!?学園物語」らしい。なんで俺が乙女ゲームを知っているのかって?一つ下の妹がやってたからな、リビングで。それも結構な音量で。うるさいし、何度もやるし、挙句の果てには、
「このモブA、彰に似てるー。ねえみてみてー。
ほら、悪役令嬢に振られた時のこの嘆きとか、彰にそっくり!びみょーに顔も似てない!?ほらほら!!」
いや、知らねーし!!こちとら勉強してんだぞ!ていうか、なんで俺が振られた時の姿知ってんだよ!全部合ってるから文句も言えねーし!!
やべ、今更怒れてきた。まあでもこの世界にはいないだろうし?そのおかげでモブAっていう立場からも逃れそうだし?いいけどね?
そう、俺がモブAなのである!悪役令嬢に振られる、ただのモブ!!最悪。
それがわかってからはもうてんやわんやよ。
悪役令嬢である公爵家の3女と成金伯爵家の3男の俺との婚約はもう成立してるし、破棄したくても破棄出来ない。
そして初の顔合わせの日になった。
おう、綺麗。婚約者サマは俺にはもったいないぐらい綺麗な人だ。
ま、婚約破棄されるから関係ないけどね!
「綺麗な家ね」
(お、わかるか?この前モップをやっと作れたから家中掃除したばかりなんだよなー。やっぱり掃除っていいなあ。またやるか。)
「まあ、じゃあ私の家も綺麗にしてくれる?」
「え?はあ」
声に出してないはず......あれ?
「じゃ、お願いね。」
「はあ、わかりました」
あっれー?婚約者サマ行っちゃったぞー?掃除してって言ってたけど、嘘だよな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 21:00:00
3495文字
会話率:42%
前世で好きだった小説の主人公・アシュリーに転生していた!
しかし、転生していたのはアシュリーだけではなかった…!?
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飢饉に見舞われた領地を救う手がかりを探すため王立学園に入学
した伯爵令嬢のアシュリー。
入学式の日に王太子と邂逅した時、前世の記憶を思い出した。
原作では王太子と恋に落ちることで王族から領地がバックアップされ、領民と実家を助けることが出来ていたため、一旦は原作通りに動いてみることにしたアシュリーだったが、待てど暮らせど原作にあった出来事が起きない。
そんな時、小説内で悪役令嬢として君臨していたはずのジェネリアと、原作の主要人物達の仲睦まじい姿を見てしまった!
そしてアシュリーは気づいた。ジェネリアも転生者であることに。
ジェネリアと殿下の間に流れる穏やかな空気。
余所者が二人の間に割って入れる気もしなかったアシュリーは、自力で領地の立て直しの手がかりを探ることにした。
が、主人公効果が無くなってしまった彼女に待ち受けていたのは世知辛い現実だった。
悪役令嬢の実は主人公も転生してましたパターンって、いっつも主人公性悪に書かれるよなぁ。悪いわけじゃないけど、なんかそれはそれで元主人公も可哀想だなぁって。というわけで、転生した二人の女の子の性格は良いままで、どういった物語が生まれるのか気になったので書いてみました。アルファポリスさんでも更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 15:35:03
112189文字
会話率:33%
前世病弱だったニーナは転生したら周りから地味でダサいとバカにされる令嬢(もっとも平民)になっていた。「王女様とか公爵令嬢に転生したかった」と祖母に愚痴ったら叱られた。そんなニーナが祖母が死んで冒険者崩れに襲われた時に助けてくれたのが、ウィル
と呼ばれる貴公子だった。
恋に落ちたニーナだが、平民の自分が二度と会うことはないだろうと思ったのも、束の間。魔法が使えることがバレて、晴れて貴族がいっぱいいる王立学園に入ることに!
しかし、そこにはウィルはいなかったけれど、何故か生徒会長ら高位貴族に絡まれて学園生活を送ることに……
見た目は地味ダサ、でも、行動力はピカ一の地味ダサ令嬢の巻き起こす波乱万丈学園恋愛物語の始まりです!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 11:21:58
150245文字
会話率:41%
前世コミュ障で話し下手な私はゲームの世界に転生できた。しかし、ヒロインにしてほしいと神様に祈ったのに、なんとモブにすらなれなかった。こうなったら仕方がない。攻めてゲームの世界が見れるように一生懸命勉強して私は最難関の王立学園に入学した。ヒロ
インの聖女と王太子、多くのイケメンが出てくるけれど、所詮モブにもなれない私はお呼びではない。コミュ障は相変わらずだし、でも、折角神様がくれたチャンスだ。今世は絶対に恋に生きるのだ。でも色々やろうとするんだけれど、全てから回り、全然うまくいかない。挙句の果てに私が悪役令嬢だと判ってしまった。
でも、聖女は虐めていないわよ。えええ?、反逆者に私の命が狙われるている?ちょっと、それは断罪されてた後じゃないの? そこに剣構えた人が待ち構えているんだけど・・・・まだ死にたくないわよ・・・・。
果たして主人公は生き残れるのか? 恋はかなえられるのか?
ハッピーエンド目指して頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 07:18:19
395173文字
会話率:43%
平民の少女アリシアは聖魔法の才能を認められ、奨学生として王立学園へ。
しかし入学式で出会った王太子や公爵令嬢を見て、この世界が前世で読んだ漫画の世界であり、自分がいずれ断罪されるヒロインであることを思い出す。
断罪の未来を回避するため
、アリシアは学園を退学して本物の聖女を目指すが……。
※病人、怪我人、戦場描写が少しあるため、念のためにR15に設定しています。
※『アルファポリス』『エブリスタ』にも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 19:00:00
49194文字
会話率:20%
マンチェスト伯爵家の令嬢、リージアには二つの秘密があった。
一つ目は、魔力を無効化してしまうスキルを持っていること。二つ目は、幼い頃から不思議な夢を見続けていること。夢は前世の記憶で、この世界が前世の自分が大好きだった恋愛シミュレーションゲ
ームに酷似していると気付いたのは、ゲームの舞台となる王立学園へ足を踏み入れた時だった。
記憶にあるゲームには、リージアという名前のキャラはいなかったはず。
自分はモブキャラだと理解し、ゲームの主要キャラ達に関わらないように地味な生徒を装い目立たないように学園生活を送ることに決意する。だがある日、攻略対象の王子様に膝蹴り体当たりをしてから平穏な生活は一変してしまう。
故意ではないとはいえ王族に怪我を負わせた罪は重罪だと、悪役のような黒い笑みを浮かべた王子様から「不問にする条件」と出されたのは、生徒会の雑用係となることだった。
✱第8回アイリスNEOファンタジー大賞様にて銀賞を受賞いたしました!
✱アルファポリスにも掲載しています。
✱本編完結しました。時々番外編を更新中。
✱感想ありがとうございます。返信は出来ていませんが、感想は全て読ませて頂いてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 20:23:05
286896文字
会話率:38%
王立学園の中庭で、婚約者である王太子が女子生徒と親しくしている場面を目撃したイザベル・アルザス公爵令嬢。
クラスメイトによれば、婚約者と女子生徒の関係は市井の若い女性たちの間で流行している小説とよく似ているらしく、イザベルはその小説を読むこ
とにした。
「なるほど、わたくしは悪役令嬢という役になるのね」
婚約者と女子生徒の関係が小説の内容通りに進むのならば、イザベルは嫉妬に駆られた悪役令嬢の役だ。
しかし、前世の記憶を持ち婚約者に恋慕など抱いていないイザベルにとって、嫌がらせはしていないのに悪役にされるのは迷惑でしかない。
悪役令嬢だと断罪される前に、こちらから婚約を解消してできないかイザベルは考えを巡らす……前に婚約者をフルボッコにして新しい扉を開かせてしまう。
*タイトル変更しました。前タイトル【婚約破棄を狙って王子様をフルボッコにしました ~性癖開花編~】変態注意。
*完結しました。追加の話を時々更新中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 12:31:00
20259文字
会話率:37%
王立学園卒業式の一月前、シュライン・カストロ公爵令嬢は婚約者の王太子から婚約破棄を告げられた瞬間、所謂前世の記憶が甦った。
前世の記憶から、浮気男である婚約者への恋慕はすっぱり消え失せ婚約破棄を快諾する。自由の身になったシュラインだが、王太
后の計らいで新たな婚約者との婚姻を結ぶこととなってしまう。
新たな婚約者となったのは、女嫌いで美少年の恋人を囲う王弟殿下。彼との婚姻を了承する条件は、婚姻後二年間子を授からなければ離縁可。さらに、隣国で仕官出来るように王太后が助力してくれるというものだった。
問題有りな王弟と、二年間の偽装結婚生活をのんびり過ごす予定だった公爵令嬢シュラインの「どうしてこうなった?!」という話。
*本編完結、ヒーロー視点の話も完結しました。
*あるふぁぽりすさんにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 12:00:00
129933文字
会話率:38%
「シェイド・ローレンツ公爵子息、私の仲間になってください。そして一緒にこの学園を乗っ取りましょう?」
国の縮図と言われている学園を、敵国の姫と王位第二継承権を持つ公爵子息が乗っ取る……?
***
人質として嫁がされる予定だったの
に、学園の授業中に公開婚約破棄された、隣国の姫の私・リリベール。
真っ先に『約束だった不戦条約の締結を反故される事』を危惧したけれど、婚約者という『立場の牢獄』から解放されると同時に、停滞していた思考が目を覚ます。
――これまでずっと本国のために、半ば自分を犠牲にする形で敵国の王太子に献身していた。
王太子の婚約者として殿下を立てることを第一にしてきたけれど、その枷が無くなった今、私は私自身の意思で自由に動く事ができるのでは……?
今私は、王太子の婚約者という立場から実質的に解放され、建前的に守られている。
しかしこの時間もそう長くはない。
自国を守るために、すぐに動き出そう。
まずはそう、この学園から。
『この国の縮図』と呼ばれているここ王立学園で、傲慢なまでの圧政を敷いている殿下に誰も歯向わないのは、実にゆゆしき問題だ。
これでは近い将来、彼らがこの国を動かす立場になった時に、一番困るのは相手をしなけれならない我が国の人たちなのだから。
そのためにまず、必要なのは……。
したたかに、そして大胆に。
この学園の七不思議やタロット占いなど、様々なもの駆使して圧政に蔓延る学園に少しずつ変革をもたらしていく。
そうしている内に、協力者だったシェイド様とも何だかいい感じに……なるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 20:00:00
33881文字
会話率:28%
∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴...∴...
これは、冷酷な王家が治める王国を舞台にした、
女神に愛された宮廷魔法使いと
王子との婚約に悩む侯爵令嬢の話。
∴..∴.
.∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴...∴...
侯爵令嬢のフィオナはこの国の王子と婚約している。
王子が望んだ婚約だと言われているが、婚約者はフィオナに愛を示すことはない。王立学園に特待生として入学した平民の少女には、柔らかい笑みを向けるというのに。
少女は増長して、フィオナを悪役令嬢に仕立て上げようと言いがかりをつけてくる。思い悩んだフィオナはある日、魔法学の書物が収められた資料室を訪れる——。
「私はね、あなたの幸せのためならなんでもできるんです。あなたの願うことなら何でも叶えてあげられる。だから、そんなに悲しい顔をしないでください」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 07:00:00
16604文字
会話率:27%
アメリはちょっと裕福な男爵令嬢。
幼い頃から習い事もしっかりさせてもらい、ピアノもヴァイオリンも弾きこなす。十五歳になり、貴族との縁を結ぶことを期待されて、王立学園に進学した。
ところが、王立学園に進学したアメリは、婚活そっちのけで音楽漬
けの生活を送っている。それも、両親に内緒で叔父から習っていたトランペットで。
音楽エリートのパートリーダー・テオをはじめ、アメリと学園の仲間達との日々。
***
異世界の部活動を書いてみたかったのと、平和な話がいいな、と思って書いてみました。
ひとまず区切りの良いところまで投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 03:47:45
121785文字
会話率:41%
わたくしが前世――異世界『日本』での記憶を思い出したのは十五歳、あと一年と少しで王立学園を卒業するという時のことでした。
同時にわたくしは、わたくしたちの現在が異世界でゲームという物語になって語られていることを知りました。
そのゲーム
で、残念ながら、わたくしはヒロインではなく、ヒロインのライバルとしての立ち位置を与えられておりました。
けれど、ヒロインに意地悪するようなことはなく、正々堂々と勝負を挑む気高い令嬢として描かれておりましたので、前世でわたくしが好んで読んでいたような断罪される悪役令嬢ではなかったのです。
ええ、現実のわたくしだって虐めなんか絶対にいたしませんわ!
――なのに。
「アレクサンドラ・オルテンブルク! アッカーマン男爵令嬢に対する所業、もはや許しがたい!」
何故今、わたくしは断罪されているのでしょう?
悪役令嬢になるつもりがなかったのに結果的に悪役令嬢ムーブをしていた令嬢が、オリジナル魔法を作ったり前世便利グッズを作ったりしながら、救国の勇者を目指す物語。
世界観ゆるゆるのラブコメ。恋愛要素は後半に濃くなっていく予定です。
プロローグは連続投稿しますが、遅筆なのでその後はゆっくりになります。週2程度は投稿できるよう頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 21:07:07
195893文字
会話率:36%